深入山(しんにゅうざん)(1153m)

【前書き】
 深入山は広島県山県郡安芸太田町にある山です。北九州からだと中国自動車道の戸河内ICで降りて、国道191号線を約20km程度走ると目の前に現れます。麓にいこいの村があります。お風呂は500円で入れるようです。
 木があまり無い山なので雪が降るとスキーに丁度良いようです。
 先週スノーシューを買ったので、スノーシューの履き心地を確認するために登りました。

【年月日】’09.1.28(水)
【移動】北九州→(中国自動車道)→戸河内IC→国道191号線
【コースタイム】いこいの村(10:50)→深入山(12:05-25)→南登山口方面(12:50)→いこいの村(13:05)
【費用】高速代 行き:\5,100 帰り:\5,100 合計:\11,000
【同行者】単独

【写真と解説】

 中国道の除雪はほぼ完璧でしたが、国道191号線は深入山に近づくにつれて若干道路上に雪が残っている状態になり、非常に不安になりましたが、何とかいこいの村にたどり着くことができました。いこいの村は思っていたよりも立派な施設でした。

 いこいの村は東登山口になりますが、どこが登山口か分かりません。
 ちょっとうろうろしてみると写真右下の看板の所から登れそうです。
 本当は南登山口まで歩いて、そこから登り、ここ東登山口に下る予定でしたが、南登山口への道が分からないので、ここから登ることにしました。山スキーの二人組がいたので、雪の締まり具合を聞いてみると山頂付近は軟らかくて沈むとのこと。

 登山口付近の雪は硬くてスノーシュー無しでも歩けそうですが、とりあえずスノーシューを装着して歩き始めました。それが正解でした。
 スキーとカンジキの跡があったのでカンジキの跡を踏んで登っていきます。

 いこいの村はだんだん下になります。
 山スキーの二人組の一人に追い抜かれました。見ているとスキーはほとんど雪に沈まずに足を前後するだけで登って行けるのですが、スノーシューはやはり雪に沈み込むので疲れます。シールを貼ったスキーは、カンジキよりもスノーシューよりも雪山登りに向いているように感じました。
 急勾配ではスキーは不利ですが、それでもジグザグに登れば、スノーシューよりも速い。
 写真中段左寄りに山スキーの二人組の一人が小さく見えますが、この人にも山頂前で抜かれました。

 雪は真っ白。青い空。まあ、初めてスノーシューを履いたにしては快適に登ってます。ちょっと勾配がきつい。

 下から見て山頂と思っていたところに来たら、さらに目の前にピークが。これが最後の登りです。
 いこいの村から山頂まで標高差350mですから、大したことはありませんが。
 いやー、綺麗です。それにしてもスキーはスイスイ登っていきます。

 山頂です。山座同定しようとして昨日印刷した地図をザックから取り出そうとしたらありません。
 確実にザックの蓋に入れたのに無い!結局、山座同定できませんでした。
 山頂には山スキーの二人組とカンジキのおっさんの3人がいました。互いに挨拶をしていい感じです。

 西北西の聖湖は真っ白で遠くには益田の海があるはずです。

 北の臥龍山だと思います。

 中央奥に三瓶山らしき山が見えるのですが、良く分かりません。

 南西に恐羅漢山が見えます。

 スノーシューと重登山靴です。
 所々、穴があって登り難いところもありました。
 かなり急勾配でもキックステップで登れます。
 靴とスノーシューはフレキシブルな固定なので、結構自由に動けます。

 山スキーの一人が滑り降りた後に二人目が滑り始めました。

 速い速い。あっという間に滑っていきます。

 山スキーは登るのも速いし、下るのは歩きの100倍位速い。何か、あほらしくなってきました。

 下りは南登山口方面に下りました。
 コースが分からず、かなり急傾斜の崖のようなところに出たりしましたが、何とか下りました。
 下りはやはり楽です。滑るように下れました。カンジキのおっさんも後ろから付いて来てましたが、倍以上私の方が速かったです。多分、カンジキとスノーシューの差だと思います。

【後書き】
 スノーシューで快適に雪山を歩けました。新雪だと多分、もっと埋もれて歩き辛いのだろうと思います。
 かなりの急勾配にも対応できることも分かりました。
 次は阿佐山塊か、比婆山か。
 山頂で見つからなかった山座同定用の地図は何とカッターシャツの胸ポケットに入れてました。
 登り始めた時に時間を記録するためにザックから胸ポケットに移したのを忘れていました。あ〜あ。

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